• 鶏の塩包み焼きポテトのロースト添え

omotenashi

1年のおもてなし

十二月

鶏の塩包み焼きポテトのロースト添え

まわりを塩で固めて蒸し焼きにすることで、身がしっとりとジューシーで、ほどよい塩気もあって、ローストチキンとはまた違ったおいしさです。ブランデーをふりかけて炎の演出が幻想的な雰囲気を盛り上げます。

[材料]6〜7人分
鶏(1kg前後のもの) 1羽
粗塩 1kg強
卵白 2個分
ローズマリーやセージなどのハーブ類(枝ごと) 適宜
レモン 2個
自然塩 適宜
ほかに、ガーゼ 80cm以上、アルミフォイル、たこ糸 各適宜
ブランデー 40ml程度
付合せーーじゃがいも、オリーブ油、ローズマリー 各適宜

[作り方]
1:粗塩にハーブ類を加えて混ぜ、1、2時間おいて塩にハーブの香り
        をつける。ここに卵白を溶きほぐして入れ、混ぜ合わせる。
2:鶏の腹をきれいに掃除し、キッチンペーパーでよくふいて、
        中に1で使ったハーブ類を入れる。
3:レモンを半分に切り、(半個分の)切り口で鶏の皮全体をこする。
4:鶏の後ろ脚をたこ糸でしばり、後ろ脚とぼん尻(「ローマ法王の鼻」
        って言うのですって!)もしばり、前脚は前脚でしばる。
5:鶏にガーゼをぐるぐる巻きつける。
6:鶏が丸ごと入るボウルにアルミフォイルを三重に敷き、
        しっかり包み込める長さに切る。底には粗塩を手の平大ほど敷く。
7:6の粗塩の上に5の鶏を置き、鶏のまわりに1の粗塩を貼りつけて、
        ホイルでしっかり包む。
8:天板に7をのせ、200度Cのオーブンで40分焼く。
9:焼けたらホイルの上部を開いて塩が乾燥するようにし、
        さらに30分焼く。
10:途中、じゃがいもをきれいに洗って皮つきのままオーブ
            の隅に入れ、一緒にじっくりと焼く。
11:鶏をオーブンから出して盛り皿にのせ、
   じゃがいもを付け合わせて、ローズマリーを飾る。
   鶏に自然塩とレモンを添える。
12:塩包みにブランデーを回しかけて火をつける。火が消えたら、
   一旦鶏をまな板に取り、塩を崩してから11の皿に戻す。
   鶏をさばいて取り分ける。

All photos:
Aya Brackett ( http://ayabrackett.com/ )

Special thanks:
Miki Hirota, Sylvan Brackett ( http://eatpekopeko.com/ )