• 蓮根白玉の刻み湯葉揚げ

omotenashi

1年のおもてなし

三月

蓮根白玉の刻み湯葉揚げ

白玉のもちもちした食感が何ともおいしく、揚げ衣には乾燥湯葉を使って軽やかに。抹茶塩を添えます。

[材料](3人分)
蓮根 200g(酢 少量)
白玉粉 30g
塩 小さじ1/3
湯葉(乾燥) 適宜
揚げ油
抹茶塩* 適宜

[作り方]
1:蓮根は皮をむき、酢水に放ってからすりおろし、水気をしぼる。
  このしぼり汁は取っておく。
2:ボウルに白玉粉を入れ、1のしぼり汁約1/4カップを加え、
  混ぜ合わせる。
3:すりおろした蓮根、塩、2を合わせ、よく混ぜて、
  直径3cmに丸める。
4:湯葉をフードプロセッサーで細かくし、3にまぶしつけて、
  170度Cの揚げ油できつね色に揚げる。
5:器に敷き紙**を置いて盛り、上に抹茶塩をのせる。

 * 抹茶に天然塩を少量混ぜる。香りがよく、白身魚の揚げ物などにも添えて楽しめます。抹茶は抗酸化作用のあるカテキンが豊富で、日常のお茶としても味わいたいものです。

* *茶道の懐紙などを用いる。揚げ物の余分な油をきるばかりでなく、
 塗り物などの器を傷つけないというよさがあります。
 半分に折って使うときは手前を輪にします。
 お喜びのときは上の紙を少し右下がりにずらして用い、
 反対に悲しみのときは左下がり。

All photos:
Aya Brackett ( http://ayabrackett.com/ )

Special thanks:
Miki Hirota, Sylvan Brackett ( http://eatpekopeko.com/ )