素晴らしきサンドアート

by Mizuka Yamakoshi

サンドアートってご存知ですか?
耳慣れないこの言葉。


先日、たまたまテレビをつけていると、
とある映像がふっと目にとまり
いつしかその映像に釘付けになってしまいました。

その映像というのが、
ウクライナのKsenia Simonovaによるサンドアート。

まるで絵本から出て来たような容姿の彼女。
彼女が砂を使って戦争の悲恋劇を紡ぎ出す。

物語は、2人幸せな時を過ごす男女。
ある日、戦争というものが突如幸せな2人を襲い、
運命は悲しい結末へと導かれる。
それを砂で表現しているのです。

サラサラとその手から振り落とされる砂が
まるで意思を持っているかのように変幻自在に
そして幻想的に1つ1つの場面を生み出していきます。

流れるような動きとともに次から次へと姿を変える砂は、
BGMと相まって、直接言葉を発していないものの、
逆に戦争の悲劇さを痛切に訴えかけます。
いや、訴えかけているよりも、
サンドアート(その物語)を通して
"感じる"ことを伝えているのかもしれません。

こういったアートを見たのは初めてですが、
久振りに素晴らしい作品に触れた瞬間でした。


Kseniya Simonova - Sand Animation