書く/描くということ

by Hiroko Amemiya

  1. Photo1:左、夏の柑橘系フルーツをふんだんに使ったサマープディング。
  2. Photo2:右、ミントが爽やかな、もどり鰹のグリルオープンサンド。

パソコンが普及して、文字を書く機会が極端に減った昨今だが、
やはり直筆のお手紙をいただいたり、
挿絵のついたメモをいただいたりすると、
心がほっこりとまるくなる気がする。

  1. Photo1:今回の撮影のために描いたレシピのデッサン。
  2. Photo2:今の気持ちをコトバで表現して色紙にしたためるというオーダーにいくつか描いたもの。

そんな折、書く/描くという行為の大切さを感じてもらいたいと、
文具メーカーのぺんてるさんのサイトの取材を受けた。
ゆりさんがレシピおこしをする時には、いつもお絵描きをする。
今回は「夏に向けてのドキドキとワクワク」を表現してほしい、
というお題だったので、夏と言えば海!ってことで、
海辺で食べられるサンドウィッチとデザートを作った。
この辺のストーリー立ては、ゆりさんの得意とするところで、
その経過は誰にも予測がつかないのだが、
最終的に仕上がるものは、いつも傍で見ている私が一番感心してしまう。

  1. Photo1:撮影中に庭でとったローズマリーにくっついてきたてんとう虫の訪問。意外とすばしっこくて少しボケてます。

私自身、PCも多用してはいるが、
手帳はいまだに手書きだし、思いついたことをしたためておくなら、
やっぱり手書きがいちばん。
ゴールデンウィークに行った丸亀では、
チタンの鉛筆を見つけたのでついつい買ってしまって、
その書き心地の良さに、紙をはみ出したくなる衝動にかられる。

どんなに効率化された社会になろうとも、
書く/描くことがもたらす感覚や温もりみたいなものは、
ずっと忘れたくないし、なくならないとも思う。

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